マルファ（2670m）（⇔近くのやま）
休養日なので朝から洗濯をした。
水道の水は汚かったが、それ以上に洗濯物の方が汚かったので気にならなかった。
都田は靴下は汚れが取れなくても臭いが取れたらいいと言っていたが確かにそうなので付け置きしておいた。
←休養日なので洗濯。体本体の方は・・・？！洗濯が終わるとマルファの街へ繰り出した。アップルが有名なマルファの街なので、アップルパイを探した。
韓国人らしき人が話しかけてきたので、「I am korean」とうそをついた（※なんでかはわからないが）。
その後、チョコレートを買って戻ろうとした時店頭にアップルクランブルを並べてある店があったので見ていると、さっきの韓国人が中に入れてくれて、しかも５ﾙﾋﾟｰ引きで売ってくれた。
その人の兄弟の店らしく、７年間ここにいるらしい事を言っていた。
多分僕が日本人だと見ぬいてはいるだろうが、嘘をついたことを少し後悔。
それにしても、川崎と都田はなかなかネパール人と話をしようとせんなあ。
昼食後、吉田と湯本とまたアップルパイを探しに出かけた。
今度はアップルパイを見かけたので入ってみたらめちゃうまかった。
何でもこのロッジの名前は店員さんのお姉さんのなまえなのだそうだ（※？？）。
１度帰って今度は、長谷川さんがお祭りがあると教えてくれたので、見に行く事にした。
長谷川さんもついてきた。
ゴンパ（寺）を見に行こうとなってがけを登って行くと山道がどんどん続いた（※マルファの街の裏に山があるのです）。
あれ？ゴンパからどんどん行くやんと思ったが景色が良く遠くにジョムソンが望めたたので、少しすすんでみた。
見晴らしの良い所で少しのんびりしていると、下から直登してくるネパール人が居た。
昼間ロッジで話をしたネパール人だった。
この人はこの旅でしばしば会う日本人女性のガイドさんである。
一緒にハイキングしようぜとのことを言って来たので「Lets go」と言って上まで登って行った。
景色が段違いに良くなっていった。
←風に吹かれる長谷川さん。マルファを見下ろす。
↑この右の急斜面からネパール人ガイドが突然登ってきた（！）
↑ちなみにこの山のふもとでもすでに２５００ｍくらいの高さなのです
１つのコル（※下りと登りのが変わるところ。つまりへこみ）にたどり着くと「まだまだ行ける。」らしき事を（ネパール人ガイドが）言ってきて長谷川さんが行こうと言った。
「Never chance, Never chance」がこのガイドの決め言葉だった。
途中、化石発掘をやったりもした。
湯本がまた何らかの化石をみつけたようだ。
僕も石英、貝殻、巨大まつぼっくりをひろった。
結局ガイドさんに押し切られて６００ｍ近くUPしてしまった。
オヤジサンダルで自己最高高度（※３２００ｍくらい）達成である。
←上から見下ろしたマルファの街。結構でかい。降りる時に足の小指を小石にぶつけて軽く切り傷を負ってしまったりもした。
ダウラギリも見えた。めちゃ楽しいハイキングだった。
流離いの旅日記 NEXT（カグペ二・馬に乗って広野を行く、遥かなるムスタン）